2010年12月21日

「昨日までと違う今日」を生きる―NTTデータ流ソーシャルテクノロジー

近年、「Twitter」や「SNS」に代表されるソーシャルテクノロジーが、企業でも使われるようになっています。
あなたがいま勤めている会社でも社内交流を図るためのSNSがあるかもしれません。
 
今回ご紹介する連載記事は、2009年のダボス会議で「持続可能な100社」に選ばれたNTTデータの社内SNSの取り組みを中心に、ソーシャルテクノロジーの特徴・メリットから企業での活用方法を紹介しています。

連載は現在第2章まで掲載されていて、第1章ではソーシャルテクノロジー(ソーシャルアプリケーション)についての基本的なことを解説しています。

「ソーシャルテクノロジー」が指すものは、機能そのものだけではありません。
・「多くのユーザーが参加意識を持って使っている」
・「ユーザーが持ち寄った情報が蓄積され、簡単に利用できる」
といった、ある種の"社会性"(Sociality)に大きな価値が置かれているウェブアプリケーションも指します。
ブログ、SNS、Amazonのカスタマーレビューなどがそうですね。

 

次に、ソーシャルテクノロジーを成立させる3つの条件を解説しています。
(1)ユーザー参加型・ユーザーへの信頼
(2)データ中心・情報の価値重視
(3)ネットワーク外部性・ネットワーク効果
以上の3つです。

つまり、ユーザー自身が情報を持ち寄り互いに信頼性を評価するシステムを構築し、より多くの人に使ってもらうことがソーシャルテクノロジーの成立には必要となります。 

第1章の最後では、ブログやWiki、SNS、写真・動画共有サイト、マイクロブログの5つのウェブアプリケーションの事例を挙げ、ソーシャルテクノロジーの持つ機能や使われ方を簡単に解説しました。

 

そして第2章ではいよいよ、「経営視点から見た社内SNSの可能性」としてソーシャルテクノロジーのメリットを踏まえた上で、どのように企業に適用していくのがよいかについて考えていきます。
というのもNTTデータは、「Nexti」という社内SNSを立ち上げ、ソーシャルメディアを活用し社内改革を行った会社の1つなのです。
この取り組みは、社団法人企業情報化協会の「平成20年度ITマネジメント革新賞」を受賞しています。
そのため、今後の連載ではNTTデータで実際行われた社内SNSの活用術を掲載されていくことでしょう。

 

「Nexti」の運営メンバーの有志によって著された『NTTデータ流ソーシャルテクノロジー ~「発信」「気づき」「つながり」で組織の壁を打ち破る~』。連載ではこの著作からの抜粋も掲載され、社内SNSに携わる方々のノウハウも多く記載されています。
人事や社内マネジメントに携わる方など、社内改革や社内SNSに興味がある方はぜひご一読ください。


最後に、興味深い一節があったので転記しておきます。

日本の多くのビジネスマンにとって、「SNS」「ブログ(Blog)」「Wiki」といったソーシャルテクノロジーのキーワードから連想されるイメージは"遊びのツール"であり、「会社の仕事とは無関係のもの」「帰宅してからオフの時間に触れるもの」だったのです。
つまり、ビジネスとの接点は意識されていませんでした。

しかし今や、ソーシャルテクノロジーをビジネス活動の中で見直し、組織への組み込みを図ること、それが企業の生き残りを左右する鍵のひとつになってきています。
その背景としては、テクノロジー側が成熟してきたという面だけでなく、多くの企業が置かれている現代の過酷な――言うならば、「昨日までと違う今日」を生きる運命を背負った――経営環境も無視できないでしょう。

「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

これはダーウィンの進化論について述べた言説ですが、現代においては、企業について語られた言葉のように見えてきます。これほど企業が、"変化"というプレッシャーにさらされている時代はかつてなかったでしょう。

 

●連載「NWソリューション最前線」
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/547/Default.aspx


このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://nexus-news.net/mt/mt-tb.cgi/11