2011年1月 3日

2011年は、電子ニューススタンドの競争が激化

先行するApple、追うGoogleの間で、電子新聞や雑誌・書籍などの販売のため、電子ニューススタンドの立ち上げ競争が激しさを増しています。
Appleが売り上げを7:3で分割する(Appleは3割を獲得する)のに対し、GoogleはAndroidソフトウェアを動かすデバイスのユーザのための新しい電子ニューススタンドを提供するなど幅広いサポートで追い上げを狙っています。
kindleなど電子ブックリーダーを出しているAmazonや書店チェーンのBarnes & Nobleもこの競争に割り込もうとしています。
この電子ニューススタンド競争を勝ち抜くポイントに「顧客情報の提供」があります。
電子書籍の販売を担当するGoogleやAppleには、膨大な数の詳細な顧客情報が流れます。
Appleはこれをオプトイン(事前合意)制度により、提携している出版社への提供しようと動きはじめたところです。
 
マーケティングに大いに活用できる顧客情報は、iPad版の冊子を1冊4.99ドルで販売しているThe New York Times、GQやthe New Yorkerといった出版各社から提供を希望する声が上がっています。
こうした相手に対し、有効な顧客情報を提供できるようになれば、電子書籍をAppleで販売したいと考える出版社も増えることでしょう。
ただそれは同時にAppleにサービスの主導権を握られてしまうと考える企業もあるため、一筋縄ではいきそうにはありません。
 
いずれにしても、電子書籍市場は現在拡大の一途を辿っていますし、今年はその勢いが加速することは確実です。
この成長市場の波がどこまで高くなるのか、2011年は電子書籍も目が離せません。
 
●ソース記事
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704543004576051800714082180.html?mod=e2tw
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