2011年2月 6日

イチローのルーティンに学ぶビジネス学

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イチローといえば、日本を代表するメジャーリーガー。

彼がバッターボックスに入るまでのルーティンは有名です。
メジャーリーガーになったいまも、そのルーティンはまったく変わっていないといいます。
この一連のルーティンにはいったいどんな意味があるのでしょうか。
毎日同じ時間帯に同じ場所で同じことをやり続けるのは、物事を習慣化させる秘訣です。
習慣化された作業で体に強く刻み込んだ技能記憶は絶対に忘れることはありません。
打席に立ってピッチャーと向かい合うまでのルーティンは有名ですが、彼はゲームのある朝からゲームが終わるまで全く同じ時間にまったく同じことをしているのです。
チームメートの誰よりも早く球場入りして試合の準備に取りかかり、試合後は自分でグラブを磨きながら一人その日のゲームを振り返ります。

イチローが完璧なまでに自分の日課をこなすのは、それが試合に向けた準備として最高のものだと信じているからです。
試行錯誤を繰り返しながら確立してきたルーティンは、心身をベストの状態にして最高のパフォーマンスを発揮するための準備だったのです。

ふつうの人は「本番で頑張ろう」と本番を大事に考えるあまり、その本番で力を発揮できないことがよくあります。
しかしイチローは全く逆。
「朝起きてからバッ ターボックスに入るまでの準備に万全を期せば、本番は黙っていても結果がついてくる」という発想なのです。
これはビジネスマンにも応用できます。

たとえば大事なプレゼンや商談がある時にデータを集め、資料をまとめて、事前の準備に万全を期すでしょう。
最高の体調、最高の心理状態で本番を迎えるためには、イチローのように1日単位でやるべきことをやり続けることが成功の鍵となるのです。

ルーティンワークを繰りかえすのは楽しいことではありません。
イチローも「バットを振る作業なんて全然おもしろくない」と実際に言っています。

それでも心を込めてバットを振るのは、「ヒットを量産するためには黙々とバットを振り続けるしかないことを知っているから」です。
そもそもプロの仕事におもしろいもおもしろくないもありません。
報酬を支払ってくれる人を満足させるのがプロの仕事。イチローは報酬者であるファンのために最大最高のパフォーマンスを演じて感動を与えているのです。
ビジネスマンの仕事もこれとまったく同じです。
会社の商品やサービスを買ってくれる顧客を喜ばせるためにどうするべきかを考えれば、仕事の意味を見出せるのではないでしょうか。

イチローのように日常も含め、すべてのことをおろそかにしない姿勢があれば、仕事のモチベーショ ンは維持でき、結果もついてくるはずです。
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