2011年3月19日

大震災のときに活躍する、ソーシャルメディアとスマートフォン(前編)

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東北関東大震災から1週間が経過しましたが、死者・行方不明者は2万人を越し戦後最悪の被害となりました。
現在もライフラインの復旧しない、支援物資が届かない、燃料が足りないなど、避難所での苦しい生活の声も聴かれています。
一刻も早い支援を願うとともに、募金・節電など自分たちにできることはできるだけ取り組んでいかなければなりません。

さて、被災者の方のお話が各種マスメディアにて放映されていますが、そこで印象的だった言葉が「情報が足りない」でした。
「いま何が起こっているのか」「どこに避難すればいいのか」「自分の家族と連絡が取れない」――などなど、様々な情報が必要な方に行き届かない現実があります。
もちろん既存のマスメディアでも多数の情報を提供していますが、それ以上に活躍を見せているのがTwitterを中心としたソーシャルメディアです。

今回は2回にわけてソーシャルメディアとスマートフォンの活用について考えます。
まず、ソーシャルメディアについてですが、最大の特徴は「情報の即時性」です。
特にTwitterでは地震発生直後からたくさんのつぶやきが投稿され、提供された情報はリツイート機能を通じて一気に拡散されていきました。
ただ情報ソースが公的なものでないため誤った情報も多く、いかに情報を取捨選択していくかが重要です。

さらに「安否確認」にもソーシャルメディアは活用されました。
地震発生直後、被災地以外でも電話回線がパンクし、家族と連絡が取れずに不安な時間を過ごした方もいらしたとおもいます。
ここで3GやWi-Fiなどインターネットに接続できる環境があれば、Twitterにつぶやきを投稿する、Skypeで電話をするなど、より早く安否を確認することが可能でした。

こうした情報伝達の利便性だけでなく、被災者を応援する「善意の連鎖」も行われました。
Twitterで投稿された心に残るつぶやきや著名人のイラスト、facebookを通じて世界から届いた応援メッセージ。
これらはたくさんの人の目に触れ、彼らによって拡散され、被災者だけでなくすべての日本人の心を温かくしたことは間違いありません。

ソーシャルメディアの情報は個人によって発信されることが多く、真偽が定かではないものも多数あります。
しかし、それ以上にマスメディアの体裁を整えた言葉より、血の通ったつぶやきの方が人々に届く言葉なのかもしれません。

後編では、震災時のスマートフォン活用方法について考えていきます。
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