2011年3月21日

大震災のときに活躍する、ソーシャルメディアとスマートフォン(後編)

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さて、前編ではソーシャルメディアの情報発信について述べてきましたが、後編では災害時のスマートフォンの活用方法について考えましょう。
スマートフォンの最大の利点は「ウェブとの親和性」です。
PC用の画面でも表示できるため、Googleが立ち上げた安否確認サイトや各種オンライン募金サイトに、簡単にアクセスすることができます。
また、インターネット接続環境さえあれば、Twitterで自分の安否情報をつぶやいたりSkypeで会話をすることができ、パンクした電話回線にひたすらリダイヤルをし続ける必要をなくしました。
ぜひ、ご家族とIP網を使った連絡手段を共有しておきたいですね。

さらに、東北関東大震災を通じて様々な「地震対策アプリ」が配信されています。
自分の最寄り駅に関するつぶやきをまとめている「つぶえき」や懐中電灯アプリ、緊急地震速報を配信する「ゆれくるコール」、その他にもラジオが聴ける・近隣施設の情報がわかる地図・災害用伝言板・医療情報――など、スマートフォン1台あれば様々な情報を取得することができます。

加えて、「災害支援」としての機能も持ちはじめています。
震災時に必要な情報(地図・安否確認・医療情報など)のアプリが無料で公開されたり、有料アプリの売上金が義援金として寄付されるアプリも多数配信されています。
また、ソフトバンクからも募金が行えるアプリも公開されました。

震災時の情報収集・安否確認・災害支援――スマートフォンが1台あれば様々な機能を果たすことができます。
自分や大切な人を守るため、被災者を助けるため、ソーシャルメディア・スマートフォンの普及・拡大が望まれます。

さて、簡単にではありますが2回に渡り、大震災のときに活躍するソーシャルメディアとスマートフォンについて考えてきました。
Wi-Fiが比較的どこでもできるようになったいま、スマートフォンで得たリアルタイムな情報をソーシャルメディアを通じて多数の人に発信する、ソーシャルメディアを通じて家族とコミュニケーションをする、スマートフォンで災害情報を取得する――こうしたことはより身近になりつつあります。

いま起きている被害、いつ起こるかわからない震災に対し、新しいメディアは旧来のマスメディアを凌駕したスピードと情報量で、必ずや人々を助けてくれるでしょう。
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