2011年3月28日

巨大企業に立ち向かうマーケティング方法とは?

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ソースネクストという会社をご存知でしょうか? さまざまな種類のタイピングソフトを出していることで有名な会社です。
タイピングソフトとは少しでも文字を打つスピードを速くするための練習ソフトで、楽しみながらタイピングが上達するので一度は使ったことがある人も多いでしょう。

そんなソースネクストは資本金約7億円で従業員数は100人ちょっとしかいません。
そんな大成功しているソースネクストは創業当時から安売りに踏み切っているのです。まさに薄利多売の世界です。

そんな薄利多売で成功したマーケティング方法とは?
さきほども述べましたが、ソースネクストの商品はとても安価です。
ライバルのマイクロソフトのソフトは数万円もしますよね。あんなCD1枚に何でこんなに大金を払わなくてはいけないだろう、と思ったことがある人もいるでしょう。

しかし、ソースネクストのソフトは2,000円程度のものがほとんどなのですが、ちゃんと儲かる秘密があるのです。

今やパソコンは1人1台の時代になってきました。会社用や自宅用などを含めると2台以上持っている人も多くいると思います。パソコンが増えればパソコンで使うソフトも数多く必要になります。
ソースネクストはそこに目をつけました。

ワープロや表計算のソフトはマイクロソフトが8割近いシェアを占めていますが、安くて使い勝手がよいというソフトがあれば評判が広がり、法人は別としても個人は一気にそちらのほうに流れる可能性があります。
また、価格を下げたことでコンビニや書店など気軽に置いて販売することができているのです。これはマイクロソフトにはマネできません。
そうなるとマイクロソフトも脅威を感じ、価格を下げてきたらどうするでしょう。
しかし、ソースネクストの社長は「(マイクロソフトは)やらないでしょう」と言っています。マイクロソフトはシャネルやグッチのようなブランドになっているので、決して値下げはできないと確信しているのです。

そういった価格帯の違いによって取扱う業者も変わり、マーケティングの4P(Product=製品、Price=価格、Place=販路、Promotion=販促)が別個のものになるので不思議かもしれませんが競合他社にならないのです。

いま、あなたが扱っている自社商品の特性をよく考えて見ましょう。
あなたの会社のターゲットは誰でしょうか。パソコンソフトのように、大金持ちから普通の人まで同じのを使うようなものでしょうか。それとも限られた層に向けたものでしょうか。

それによってマーケティング方法はすべて変わってくるのです。
もう一度、あなたの扱っている商品を見直してみるとよいかもしれません。
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