2011年4月20日

あなたの会社の本質は?

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昭和11年、銀座にネルドリップコーヒーの専門店「銀座トリコロール」を開店して以来、コーヒースタンドからハイクラスレストランに至るまで全国にカフェやレストランを直営展開するフードサービスカンパニー、株式会社トリコロール。

今日は日本全国150店舗直営展開に成功した株式会社トリコロールの秘策についてお話します。
まず、会社長寿の秘けつは先代から一貫して続く、「まず商品ありき」の姿勢です。
こう語るのは社長の柴田誠さん。個々の商品の精度を上げ安定させる努力を惜しまない。食べ物商売は結局、うまいか? まずいか? ですから。

飲食店経営を行うにあたり何が一番大事かと問われたとき、メニュー、接客、店の雰囲気、クレンリネス、顧客管理......などなど、数え切れないほどの言葉が出てきます。しかし、それでは飲食店経営をわかっているとは言えません。

本質というのは、これさえきちんとしていればあとは少々欠点があったとしても大丈夫だというもののことです。トリコロール社長の柴田さんは迷わず「商品」と答えたそうです。

もしも、経営者が本質をわかっていなかったら、社員全員が混乱することになります。「いったい、うちの会社は何が大事なのだろうか?」
そして、やれ接客だ、内装だ、顧客管理だと言われるがままに新しいやり方に取り組んでは失敗するのです。

本質が徹底されているとマニュアルが不要になるそうです。
実際、トリコロールにはマニュアルがありません。

今の飲食業界ではマニュアルがあることが当たり前です。新しく入った従業員がアルバイトの女子高生だろうが普通の主婦だろうが同じクオリティーの接客やサービスが出来るようになる。というメリットがあるからです。

しかし、トリコロールでは店ごとのルールを店長や従業員に任せています。
それによって自分達で考え、改善していくという姿勢が生まれ、店ごとの顧客に応じたマーケティングができていくのです。

また、自分の判断や考えをそのまま生かせる職場だからこそ従業員のやる気や主体性が生まれ臨機応変に顧客対応ができているのです。

そういった良いサイクルがお店の雰囲気もよくし、気軽に入れるお店作りにも役立っているのです。

さて、あなたの会社の本質はなんでしょうか?
一度それについてじっくり考えてみるのもよいでしょう。
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