iPad 2 の長所と短所まとめ

震災の影響で日本での発売が延期されていた「iPad 2」と「iPhone 4ホワイトモデル」が4月28日、ついに発売となりました。
どちらもApple Store、ソフトバンクショップなどApple製品取扱店での販売となります。
今回はよりスタイリッシュで便利になった「iPad 2」をご紹介します。
まず、「iPad 2」の長所と短所を見ていきましょう。
長所はもちろん、本体が劇的に薄くなり、2つのカメラが追加され、高速で処理できるようになったことです。
まず、厚さについてですが、わずか8.8mmとなりました。
これは「iPhone 4」よりも薄く、初代iPadの3分の2程度の驚異的な厚さです。
手軽に持ち運べるようになった一方、傷ついたりする心配もあるかとおもいます。
そこで、Appleが新しく発表した「iPad Smart Cover」がオススメ。
皮製とポリウレタン製の2種類と複数のカラーバリエーションが用意され、「iPad 2」本体にマグネットで装着できるように設計されています。
保護の面だけでなく、折りたたんでスタンドとして利用できる点もうれしいですね。
次にカメラについて。
カメラは背面左上に設置されたものと、正面の2つ。
ただ、カメラにフラッシュ機能はないため、「iPhone 4」のように使うことはできません。
むしろこのカメラ機能は、ビデオチャットアプリ「FaceTime」をサポートするために追加されたと考えられます。
「FaceTime」はWi-Fi接続にて、Mac、iPhone、iPod touch、iPad間で行えるビデオチャットのことで、相手もWi-Fi接続内にいれば無料でどこでも顔を見ながら会話をすることができます。
最後に処理の高速化について。
「iPad 2」にはデュアルコアA5プロセッサが内蔵されています。
これによる全体的な性能は2倍速で処理できるようになり、グラフィック性能に関しては9倍にもなっています。
またフルHDMIの映像出力にも対応しており、ケーブルさえあればテレビでの映像出力も可能となります。
こうした長所がある一方で、短所もあります。
まず、「Adobe Flash」がサポートされていない点。
昨今、多くのWebサイトにてFlashが採用されているため、一部見れないものが発生してしまいます。
次にカメラの性能について。
「iPhone 4」と比較してはいけないかもしれませんが、フラッシュがなかったり写真の品質自体も高いわけではありません。
せっかくHDMI対応となっているのですから、できれば高画質で撮影したいところです。
そして、USBやSDカードのサポートについて。
これらを使用するためには、別売のアダプタが必要となります。
長所・短所がありますが、元々卓越した製品をさらに改善したものであることにちがいはありません。
使いやすいインターフェース、大量のアプリケーション、長持ちするバッテリは、まさに「タブレットの王様」と呼ぶにふさわしいでしょう。
最後に価格について補足しておきます。
Wi-Fiモデルの価格は、16Gバイトモデルが4万4,800円、32Gバイトモデルが5万2,800円、64GBモデルが6万800円。
3G版はソフトバンクモバイルが販売し、実質負担0円から購入できる「iPad 2 for everybody」キャンペーンを9月30日まで実施しています。
Smart Coverは、鮮やかなカラーのポリウレタン製が3,980円、革製が6,980円となります。
