2011年4月23日

30万円したツールを無料で配信――電子書籍の作り方

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シャープは2011年4月22日、電子書籍制作ソフトウェア「XMDF ビルダー」を出版社などに無償提供すると発表しました。
合わせて、個人ユーザー向けには、「XMDF Clipper」というXMDFファイルの生成ツールの提供をスタート。

「XMDF ビルダー」・「XMDF Clipper」は、電子書籍フォーマット「XMDF」形式の電子コンテンツを制作するためのソフトウェアです。
XMDF コンテンツは、電子書籍リーダー端末「GALAPAGOS」などで閲覧可能で、対応OSは、Windows XP/Vista と Windows 7(32bit版、64bit版)となります。

今回はこの新規ツールによる電子書籍の作り方を紹介します。
まず、このほどシャープが法人向けに提供を発表したツールは、

1.InDesignのファイルなどを基にXMDF 3.0/2.0形式の電子書籍を作成する「XMDFビルダー」
2.PDFとテキストファイルから画像形式(イメージ型)や画像にテキストを埋め込んだ形式(ハイブリッド型)のXMDFファイルを生成する「Hybrid Viewコンバーター」
3.制作したXMDF形式の電子書籍をパソコンで確認する「確認用PCビューア」

以上の3種類です。
これらは、従来一部顧客を対象としたベータ版として、「30万円前後」で販売していましたが、7月に正式版へ移行するのに併せ、無償に切り替えることとなります。

一方、個人ユーザー向けには、「XMDF Clipper」というXMDFファイルの生成ツールの提供をスタートしました。

これは、Word/Excel/PowerPointやAdobe Readerなどのソフトで文書ファイルを開き、印刷メニューで出力先をXMDF Clipperとすることで、XMDFファイルを生成できます。
こちらのツールは同社の電子書籍リーダー端末の管理ツール「GALAPAGOS Station」の最新版(1.0.3以降)に含む形で無償配布しています。

今後拡大が見込まれる電子書籍市場。
いち早くその波に乗り自分のコンテンツを提供するために、こうした新規ツールを導入してみてはいかがでしょうか。
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