2011年6月 9日

Appleの新商品・サービスの発表まとめ

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Appleの開発者向けのイベント、WWDCが先日開催されました。
毎年、新型iPhoneの発表の場でもありましたが今年はiPhoneの発表がなく、公表されていたとおり、「Mac OS X」の8番目のメジャーリリースとなる「Lion」、iPad・iPhone・iPod touch向けOSの「iOS 5」、新クラウドサービス「iCloud」の3つが主役となる発表がなされました。

今回はこの3種類のサービスについて紹介します。

まず、「Lion」について。
今年はMac OS Xが登場して今年で10年の節目の年となりますが、そこで発表されたの8番目のメジャーリリースとなる「Lion」です。
今回のリリースではiOSの要素を多数盛り込み、250もの新機能が追加されています。
具体的には、近くのMac同士でデータをワイヤレスでやり取りできる「Air Drop」や、「マルチタッチジェスチャー」もiPhoneやiPadのようにダブルタッチやスワイプで拡大表示や移動を、よりスムーズに実現しています。

こちらはDVDでの提供はなく、Mac App Storeだけでの販売となります。
容量は4GBで、1ライセンス購入をすれば、所有している複数台のMacにインストールできます。
価格は29.99ドル。7月に米国で販売をスタートする予定となっています。


次に、「iCloud」ですが、こちらは無線データ同期サービスで、iOSデバイス各種、Mac及びPCに対応しています。
同期できるデータは、連絡先リストやカレンダー、電子メールなど。
たとえば、「iPhone」で新しい連絡先を作成した場合、データが自動的にクラウドへプッシュ送信され、ユーザーのすべてのデバイスやコンピュータと同期を取ることができます。
さらに「Safari」のブックマークや「iBooks」の書籍とも連動させることが可能となり、サードパーティーのアプリケーションであっても、iCouldにドキュメントを保存でき、更新・自動同期が実施される仕様となっています。

こちらは、開発者にはベータ版の提供がはじまっていますが、一般提供は「iOS 5」とともに今秋から始まる予定です。


最後に、「iOS 5」です。
掲載が予定されている注目の新機能は以下のとおりです。

まず、すべての通知を集約して表示する「Notigication Center」。
従来の通知システムでは、通知は受信のたびにポップアップ表示されていましたが、「Notigication Center」では、デバイス上部のメニューからシングルスワイプでいつでもアクセスすることができます。
この操作で呼び出すと、不在着信、ボイスメール、テキスト・メッセージ、プッシュ通知、さらには最新の株価情報や気象情報などを一覧表示することができます。

次に、リマインダアプリ「Remeinders」。
App Storeでは、リマインダ・アプリが豊富に提供されていますが、このアプリではさまざまなタスク・リストがサポートされ、時間や場所に基づくアラートを設定することができます。
場所に基づくアラートは特に便利で、特定の場所への到着時、あるいはそこからの出発時に、行うべきタスクを知らせてくれます。
Remindersは検索も可能であるほか、Mac上の「iCal」やWindows上の「Outlook」と同期を取ることもでき、自分のスタイルに合わせて使うことができそうですね。

さらに、PCを不要にする機能として、「iOSソフトウェアのアップデート」が無線で行える機能を導入しています。
これにより、いちいちPCに接続してアップデートする手間を省くだけでなく、差分のアップデートのみを行うため、サイズが大幅に軽減され、時間短縮を実現しています。

このほか、定期購読している新聞や雑誌を自動的にダウンロードしてくれる機能「Newsstand」や、Twitterとの連携の強化、カメラ・写真機能の充実など、実に多彩な機能を搭載する予定となっています。
こちらも「iCloud」同様、iOS Developer Programの会員向けにベータ版がリリースされており、正式版は今年秋に一般ユーザーの手に渡る見通しです。


上記の発表に加え、音楽クラウドサービスの発表も秋に控えており、今後のAppleの動向から目が離せませんね。
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