2011年8月 3日

雑誌を読まない人3割近く、平均購読冊数は月1.25冊

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マイボイスコムは7月27日、「雑誌に関するアンケート調査結果」を発表しました。
このアンケートは7月1日から5日にかけて実施したインターネット調査のレポートで、有効回答数は1万2124人。男女比はほぼ1対1、年齢階層比は10代1%・20代10%・30代27%・40代32%・50歳以上29%です。
それによると調査母体においては、雑誌を閲覧する(立ち読みやぱらぱら読みも含む)行為をしていない人は3割近くに及んでいることが分かりました。
また、平均購読数は月1.25冊となり、1冊も購入していない人は過半数を超えるという結果になりました。
今回はこの調査から、現在の雑誌購読状況について見ていきます。

同調査で「雑誌を読む」と答えたのは全体の70.8%。これは3年前の調査から減少しています。
とくに、「雑誌を読まない」と答えた層が前回調査から増加していて、全体の約30%を占めるに至っています。
1ヶ月当たりの雑誌閲覧数は「2~3冊くらい」がボリュームゾーンで、全体の約30%。年代別では、男性が20~40代、女性が10代および20代で雑誌を閲覧する傾向が高くなりました。

雑誌を購入する層についても2006年の調査から減少し続けており、二人に一人は雑誌を買わないと回答。
さらに、購入する場合でも1カ月に1冊程度というのがボリュームゾーンとなっています。


こうした雑誌不況の中、売れているジャンルは「女性ファッション誌」。
同調査では定期購読に関する質問項目も用意されていましたが、雑誌購入者のうち、直近1年間で定期購読している雑誌があると回答したのは59.4%程度でした。
「少年・少女コミック誌」「女性ファッション誌」「ビジネス・実用雑誌」などが定期購読率が高い雑誌です。
ちなみに、電子雑誌の利用率は全体の2.8%と奮わないが、男性や20代では、利用経験・意向が高くなっているという結果となりました。


廃刊や休刊が相次ぐ中、「付録付き」などで一定の好評かは得ているものの、雑誌業界の縮小に歯止めはかからない見通しとなっています。
今後は電子化などの新たな施策を打っていく必要がありそうですね。
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