2011年8月10日

あなたの社員はやる気に満ちていますか?

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ほとんどの企業経営者は「どうすれば社員のやる気は高まるのか?」ということで毎日悩んでいます。社長自身、細かいノウハウよりも「やる気」が良い結果を出すおおもとであることを知っていますが、社員のやる気を高めることはなかなかできません。

今回はそんな社員のやる気を成功させた「ヴィレッジヴァンガードコーポレーション」の社長、菊地敬一さんのお話です。
『孫子の兵法』でも個人の能力より軍全体に勢いをつけることが勝利に不可欠であることを説いています。士気を高められることがリーダーの条件であるといってよいでしょう。

菊池さんは、社員のやる気を高めるには「現場の邪魔をしないで任せることが必要」だと言います。
戦争でも、個別の戦場での戦い方は現場の指揮官に任せるのが鉄則ですがそれと同じですね。

ただ、気をつけなければいけないのはあくまでも任せるのは戦術面であって、戦略ではないということです。たとえば、「ヴィレッジヴァンガード」というお店の名前を個々の店長が勝手に変更できるわけではありません。

また、「商品の仕入れは現場がやっても値下げは許さない」というルールもあります。
大手スーパーでも現場の判断で値下げすることができるのを考えればこの点においてはむしろ現場に任せている比重は低いといえるでしょう。

大事なことは「何を任せ、何を任せないか?」をしっかりと社員に説明し普段から約束どおり実行すること。「任せる」といったくせに実際は口を出す光景がしばしば見られますが、そうすると社員の「やる気」はあっという間にしぼんでしまいます。

人間はもともと「判断」をしたい動物なのです。
自分の意思で決めれば結果も納得できます。
ただし、その結果があいまいではいけません。
はっきりと分かるようになっていなければ意味がないのです。

同社では、毎日、既存店の昨対比の成績表を1位からビリまで200店舗全店に送っているそうです。
これによってアルバイトや従業員の方から「店長、もっと頑張りましょうよ」と言ってくるそうです。

戦略は経営者が決め、戦術は従業員が決める。
そして、結果についてはスコアを明確に示すようにするというごく当たり前、基本中の基本をやることで士気を高めることができるのです。

さて、あなたは部下に対して「権限」「義務」「結果責任」の3つを明確に示し、しかもそのルールを自ら破ることなく実行していますか?
部下の士気を高めたい時はぜひ試してください。
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