2011年9月 7日

もっとも通信が速いスマートフォンは?

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モバイルマーケティングリサーチのMMD研究所は、2011年8月22日から29日にかけて、超高速モバイルデータ通信速度実験調査の第2弾として「スマートフォン3G回線に関する地域別実測比較調査」を行いました。
今回はその結果から、現在もっとも高速なスマートフォンの回線を見ていきます。

この調査では、全国主要都市の計18ヶ所において、auの「AQUOS PHONE IS11SH」、NTTドコモの「GALAXY SII SC-02B」、ソフトバンクモバイルの「iPhone4」の3G回線による接続スピードを測定し比較調査したものです。
調査方法は、各調査スポットにおいて「Ookla Speedtest.net Mobile Speed Test」を利用し、平日14時から18時の間に同条件下で3回測定しその最高速を記録しています。

調査の結果、首都圏主要スポット、地方の主要都市のほとんどの調査において、auの「AQUOS PHONE IS11SH」の3G回線がもっともスピードが速いという結果となりました。
たとえば、首都圏の計測ポイントのひとつである渋谷駅ハチ公前では、ドコモの「GALAXY SII SC-02B」が下り1,117kbps、ソフトバンクの「iPhone4」が2,470kbpsだったのに対して、auの「AQUOS PHONE IS11SH」は3,765kbpsと3キャリアの中で唯一実測3Mbps を超える結果となっています。

また、同社では参考調査として、超高速モバイルデータ通信WiMAX(UQコミュニケーションズ)の回線に接続可能なhtc EVO WiMAX ISW11HT(au)を、3G 回線と同調査地区にて実測比較調査を実施したところ、平均して下りで5,000~6,000kbps、上りで1,500~2,000kbps の速度が計測されたと発表しています。
たとえば、先ほどの渋谷駅ハチ公前だと、最下位だったドコモの下り1,117kbps に対して WiMAX は5,475kbps と約5倍の速度を記録しています。
また、関西地区の調査でも下りの速度が、14,112kbps(梅田駅)、16,182kbps(なんば周辺)と同地区の3G回線のスピードと比べて約5倍程度の速度が計測されています。

MMD研究所によると、今後はWiMAX 搭載のスマートフォンやテザリング機能を持つスマートフォン端末がより高性能化することを考えると、さらにスマートフォンのスピードが高速化していくものと予測されるということです。

今回の調査では3G回線ではauが、そして超高速モバイルデータ通信のWiMAXの速さが際立つ結果となりましたが、今後ドコモ、ソフトバンクも次世代超高速通信の普及を目指しており、スマートフォンのスピード競争はますます激化するでしょう。
ただ、一方で通信回線が飽和状態になりつつあり、通信制限を設けるとの話もあり、今後の3G通信事情から目が離せませんね。
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