2011年10月 3日

ライバルひしめくタブレット市場、各製品の特徴は?

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人気の電子書籍リーダー「Kindle」を販売してきたAmazon.comは28日、最新型の「Kindle Fire」を発表し、AppleのiPadを筆頭に多くの製品がひしめくタブレット型端末市場に衝撃を与えました。

そこで、今回は様々なメーカーから発売されているタブレット端末の特徴をご紹介します。


●Apple「iPad」

共同創業者スティーブ・ジョブズ氏がCEOとして手がけた最後の製品で、2010年4月に発売されました。

市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(Strategy Analytics)によると、これまでの総売上台数は約3000万台。

11年第2四半期の北米でのタブレット出荷数(750万台)の約8割を占めています。


9.7インチ(24.6センチ)と、大きめのディスプレーが特徴。

11年3月発売の最新モデル「iPad2」は静止画用と動画用の2つのカメラを搭載し、価格は搭載メモリー量と通信方法(Wi-Fi か 3G)に応じて値段は異なります。

Appleのオンラインエンターテイメントストア「iTunes」や、10万以上の無料・有料のアプリを利用できる「App Store」も利用でき、自分好みの端末としてカスタマイズが可能となっています。



●Amazon.com「Kindle Fire」

米インターネット小売大手Amazon.comが、119ドルという低価格で市場投入する商品が「Kindle Fire」です。


7インチ(17.78センチ)のディスプレーを備え、OSには米GoogleのAndroidを採用しています。

カメラは搭載しておらず、インターネット接続もWi-Fiのみです。

プリインストールされたソフトで電子書籍や楽曲、映画、テレビ番組、ゲームなどをオンライン購入でき、Amazon.com通販サイトへの集客を狙いとしています。



●Samsung Electronics(サムスン電子)「Galaxy Tab」

1年前の登場時、一部の業界関係者から「iPad キラー」と呼ばれたが、今のところその期待には応えられていない端末です。


7インチ(17.78センチ)ディスプレーの初モデルに続き、Googleがタブレット向けに開発したAndroid OSの最新版「Honeycomb」を搭載した10.1インチ(25.6センチ)モデルも投入されています。

特徴として、iPadでは視聴できないフラッシュ動画も楽しむことができます。


ただ、アップルが特許侵害で訴訟を起こしており、ドイツで販売が差し止められたほか、オーストラリアでも同様の訴訟騒ぎになっています。



●Sony「Sony Tablet Sシリーズ/Pシリーズ」

日本が誇る電子製品メーカーのタブレット端末です。

参入が遅れ、11年9月、ようやく発売されたのが、「Sシリーズ」。


Android OSと9.4インチ(23.8センチ)タッチスクリーンを搭載。

現在はWi-Fiモデルのみですが、11月にはWi-Fi/3Gモデルと、5.5インチ(13.9センチ)ディスプレーを2枚搭載した「Pシリーズ」も発売する予定となっています。

両シリーズとも、静止画と動画用のカメラがあり、iPadにはないUSBポートが1つ付いています。



その他、米国では多数のメーカーのタブレット端末が発売されていますが、日本国内では上記がよく見受けられる端末となっています。

各社得意不得意な分野があり、どれが一番使いやすいかは使用者の用途によりますが、いずれにせよ、今後拡大が見込まれる市場なだけに、Amazon.comによる「Kindle Fire」がどれだけ普及するのかが気になるところですね。


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