2011年11月11日

スマートフォンが携帯電話の月間販売台数の7割に。「iPhone 4S」効果が顕著に!

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量販店の実売データを集計した「BCNランキング」(全国の店頭市場の約4割をカバー)では、アップルの「iPhone 4S」が爆発的に売れた影響で、2011年10月は、1か月間に売れた携帯電話の7割がスマートフォンという結果になりました。
以前から全国平均よりスマートフォンの割合が高かった東京圏は78.5%とほぼ8割に達し、他のエリアもすべて5割を超えました。
「iPhone 4S」の発売が要因の一過性の数値上昇という側面はあるものの、従来の「ケータイ」から「スマートフォン」への流れが一段と強まっているのは明らかとなりました。

今回はこのアンケートの詳細なデータをご紹介します。
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携帯電話全体の月間販売台数に占めるスマートフォンの割合(スマートフォン率)は、2011年6月に初めて5割を超えた後、7月~9月の3ヶ月間は、50%台後半でとどまっていました。
しかし10月は、前月の57.1%から一気に12.9ポイント増加し、約70.0%となりました。

スマートフォン率が急上昇した最大の要因は、ご存知の通り、ソフトバンクモバイルとKDDIが10月14日に発売したアップルの最新スマートフォン「iPhone 4S」です。
キャリア・容量の異なる6機種を合算すると、「iPhone 4S」は、2位と大差をつけてトップに立ち、販売台数シェアは携帯電話全体の36.2%、スマートフォン全体の51.7%に及びます。

さらに、「iPhone 4S」とソフトバンクモバイルが販売する「iPhone 4」を合算すると、「iPhone 4/4S」は、実に携帯電話全体の41.7%となり、スマートフォン全体の59.6%占めます。
この期間中、新たにスマートフォンを購入した10人のうち、およそ6人がiPhoneを選んだことになります。
取り扱いキャリアが従来の1社から2社になったとはいえ、他の機種とはケタ違いの売れ行きです。


次に、スマートフォン率を地域別に集計すると、四つの地域区分のうち、7月の時点ですでに6割を超え、7割近かった東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)は8割近くに達し、他のエリアも7月時点より8~18ポイント程度アップしました。
それでも、東京圏の78.5%、名古屋圏(愛知県・三重県・岐阜県)の70.8%に対し、大阪圏(大阪府・兵庫県・京都府)は57.0%、その他(東京圏・大阪圏・名古屋圏以外の地域)は63.3%と、地域差のある状況は変わっていません。

また、「iPhone 4S」に限って、地域別の販売台数構成比を算出すると、東京圏が56.2%、大阪圏が8.1%、名古屋圏が10.7%、その他が25.0%となり、スマートフォン全体の構成比(東京圏48.6%、大阪圏8.0%、名古屋圏12.1%、その他31.4%)に比べ、東京圏の割合が7ポイントほど高くなりました。
KDDIとソフトバンクモバイルが、単純に東京圏に他の地域より優先的に端末を供給した結果かもしれませんが、こうして数字でみると、今のiPhone・スマートフォン人気は、東京から全国へ広まったものだと感じますね。
確かに東京近辺では、最近、電車内や街中でスマートフォンやiPadを使用している人を頻繁に見かけるのだが、地域によってはそれほどでもないかもしれません。
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