2012年2月17日

無料電子書籍制作サービス「Androbook」

2012021_photo.jpg
ECナビなどを運営するVOYAGE GROUPは2月9日、Android向け電子書籍アプリを簡単に作れる無料サービス「Androbook」を、クレイジーワークスから事業譲受すると発表しました。
今回はこの電子書籍制作サービスについてご紹介します。

「Androbook」は、JPEGのZIPファイルやPDFのドキュメントをアップロードするだけで、Android向け電子書籍アプリが作れるサービス。
クレイジーワークスの村上福之代表取締役総裁が、2010年10月に「Androidでガラパゴスじゃない電子書籍を作ってみました」として公開しました。
作成したアプリはAndroidマーケットで有料・無料問わず自由に配布が可能。
漫画家の佐藤秀峰氏が代表作の1つ「ブラックジャックによろしく」をAndrobookを使って配信したことでも話題を呼びました。

現在、同サービスを使って作成された電子書籍アプリは7000個を超え、アプリの閲覧に必要な「Androbook Viewer」は15万ダウンロードを超えています。
VOYAGE GROUPではAndrobookを通じ電子書籍事業に進出し、年内に1万個の新規アプリ創出を目指すとのことです。


そうした流れに伴い、Androbookはこれまで広告を伴わない完全無料のサービスでしたが、無料で利用できるコンセプトを引き継ぎつつ、広告配信、あるいは広告を伴わないサービスの有料提供などを検討しています。
また、マーケットでアプリが埋もれる問題を、ECナビなどの同社サービスからの誘導施策で改善し、利用促進を図っていく考えです。
なお、こうした方針により、過去にAndrobookで製作されたアプリにおいてもビューアーに広告が入る可能性はあるということです。

さらにこれまでは主に個人向けサービスだったAndrobookを、法人向けプラットフォームとしても拡大していく方針。
出版取次業者への営業活動を積極的に行い、商業コンテンツの配信に力を入れていくとのことです。

●Androbook
このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://nexus-news.net/mt/mt-tb.cgi/442