2012年4月 3日

二極化するApple音声認識機能「Siri」の評価

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今週発表予定の調査結果によると、米Appleのスマートフォンの最新型「iPhone 4S」の利用者の87%が、少なくとも月に1度は音声アシスタント機能「Siri」を使用していることがわかりました。

ただ、調査を実施した米市場調査会社パークス・アソシエイツによると、同機能は比較的限られた用途でしか使われていません。
この調査は、「iPhone 4S」の所有者482人を対象に実施したものです。

Appleは昨秋、新型4Sの発表と同時に「Siri」を紹介。
従来型と異なる4Sの大きな特徴として、同機能を宣伝してきました。

「Siri」は、情報の検索からメール送信、スケジュール管理など幅広い作業が音声で可能となるサービスです。
他の音声認識サービスとは違い、これは人の通常の話し方を認識するのが特徴。
たとえば、「朝9時に起こして」と言えば、iPhoneのアラームがセットされるという感じです。


ですが、ユーザーはあまり「Siri」を有効活用していないということが、この調査によって明らかとなりました。

調査によると、おおむね4Sユーザーの3分の1は「Siri」機能をほぼ毎日、電話やメール送信、情報検索の際に使っているとのことです。
ただ、メールでの利用は二極化。
30%のユーザーがメールの送信に「Siri」を利用したことがないと答えている一方、26%のユーザーはほぼ日常的にメール送信時に「Siri」を利用しているということです。

一方で、ほかの機能にはあまり利用されていません。
4Sユーザーの32%は音楽の再生に、また35%はスケジュール管理に、一度も「Siri」を使ったことがないと答えています。


この結果は、アクセントの理解に難があるほか、少しでも雑音があるとうまく作動しないといった「Siri」に対する不満がユーザーの間で根強いことと合致しています。
ユーザーからの評価は、約55%の4Sユーザーが「Siri」に満足しているが、9%が不満だとしていて、残りはその中間となっています。

今後は、音声認識機能の向上が、「Siri」の利用拡大につながっていきそうですね。
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