2012年4月13日

普及する電子書籍、今後の課題は?

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米国の非営利調査機関Pew Research Centerのプロジェクト「Internet & American Life Project」による、電子書籍の利用に関する広範な調査結果が発表されました。
それによると、2011年のクリスマス商戦を境に電子書籍所有者が大幅に増え、電子書籍読者の3分の1は読書時間が全体的に増えたと報告しています。

4月4日に発表された調査結果によると、米国の18歳以上の成人全体のうち、過去12カ月に電子書籍を読んだ人の割合は21%。
2011年のクリスマス商戦の前の調査では、この割合は17%でした。
また同調査では、電子書籍リーダー(米国Amazon.comの「Kindle」や米国Barnes & Nobleの「Nook」など)の所有者が、2011年12月から2012年1月までの間にほぼ倍増したこともわかっており、この2つの増加傾向は合致しています。
電子書籍を読むのに使える米国Appleの「iPad」やAmazonの「Kindle Fire」のようなタブレットの所有者も、この間に2倍近くに増えました。


同調査によると、過去12カ月に本を1冊以上読んだ米国成人のうち、電子書籍を1冊以上読んだ人の割合は29%(男性29%、女性28%)。
この割合を年齢別に見ると、18~29歳は34%、30~49歳も34%、50~64歳は23%、65歳以上は17%となっています。

さらにこの割合を学歴別、年収別に見ると、以下のようになりました。

◆学歴別 
高卒以下:19%、専門学校卒:34%、大卒:35%

◆年収別 
3万ドル未満:20%、3万~4万9,999ドル:25%、5万~7万4,999ドル:35%、7万5,000ドル以上:38%


同調査によると、電子書籍の読者が過去12カ月に読んだ書籍の数は、平均24冊。
電子書籍を読まない消費者では、この数字は15冊となっています。
また、電子書籍をタブレットや専用の電子書籍リーダーで読む人のうち42%は、以前より読書量が増えているということです。



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