2012年7月11日

タブレット「閲覧しやすい」VS 電子書籍専用端末「バッテリーの持ち」

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ICT総研は10日、2012年度電子書籍コンテンツ需要予測に関する調査結果を発表しました。
それによると、2011年度の電子書籍コンテンツ市場は671億円で、1年前時点での同社予測700億円を下回っており、2012年度以降についても、当初期待されていたよりも鈍い成長がとなる見込みです。

今後は従来型携帯電話向けの減少を、スマートフォン・タブレット・電子書籍専用端末向けが補完するだけでなく、市場全体を牽引する形で拡大。
2016年度には電子書籍コンテンツ市場全体で1,840億円と、2011年度比2.7倍に達すると見込ました。

一方で、電子書籍閲覧端末(電子書籍専用端末、タブレット端末)の出荷台数規模については、前年比3.4倍の302万台を記録しました。
これについては今後も電子書籍閲覧端末は順調に増加を続け、2016年度には2011年度比3.7倍の1,120万台にまで拡大する見込みです。


ただし、タブレット端末が中心で、専用端末の構成比は2割だとのこと。
またユーザーに満足度を尋ねると、すべての項目で、タブレット端末の満足度が電子書籍専用端末を上回っていました。

とくに、「端末の機能・性能」「端末の形状・デザイン」の項目については、両者の満足度ポイントが10ポイント前後離れており、差が大きくなりました。
ただ、「端末の価格」については、両者の差はわずか2.6ポイント。

電子書籍閲覧端末ユーザーに、自身が利用している端末の良い点を尋ねると、「画面が閲覧しやすい」点を19.5%のタブレット端末ユーザーが指摘したのに対し、電子書籍専用端末ユーザーは9.6%と差がつきました。
一方で、「サイズ、重さがちょうど良い」については電子書籍専用端末ユーザーが22.9%とタブレット端末ユーザーの20.9%を上回り、「バッテリーの持ち時間に満足」についても電子書籍専用端末ユーザーーが18.7%とタブレット端末ユーザー11.3%を上回りました。
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