2012年10月21日

警察庁、ウェブの違法情報検挙 - 7割が「逮捕に結びつかないだろう」

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警察庁は、インターネット・ホットラインセンター(IHC)からの通報による2012年上半期の違法情報の検挙状況を発表しました。
IHCは違法・有害情報の通報を受けつけるウェブ上の機関で、警察庁の業務委託先になっています。

発表によると、2012年上半期にIHCから通報された違法情報数は1万725件で、前年同期よりも1,678件減少。
違法情報を端緒とした検挙数は1,988件で、前年同期比1,413件増。2011年7月1日から本格実施がはじまった「全国協働捜査方式」により、違法情報を端緒にした検挙数が大幅に増加しました。


通報数がもっとも多い分類は6,961件の「わいせつ」で、前年同期から775件増えていました。
次いで多いのは「薬物」の1,918件で、こちらは前年同期から2026件減りました。
 
警察庁はIHCの通報情報から検挙に至った被疑者を対象に、犯罪歴や犯行動機などに関する調査も行っています。
調査結果によると全体の約81.2%が初犯者で、犯行動機は、遊び・好奇心によるものが最も多く約33.3%、性的欲求によるものが約31.2%だったということ。
また、被疑者の73.9%は「インターネットの利用が逮捕に結びつくことはないだろう」と考えるなど、インターネットの匿名性を背景として犯行に及んでいたことも明らかになっています。

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