2013年1月27日

米Facebookが検索で勝負に、ソーシャル検索「Graph Search」発表

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米Facebookは、新しいソーシャル検索機能「Graph Search」を発表しました。
これは、Facebook上のソーシャルグラフ・マップに基づいたユニークな検索結果を提供するものです。
現時点で対応言語は英語のみ。
すでに小規模なベータ提供が始まっており、順次規模を拡大していく計画です。


ウェブをインデックス化してキーワード検索の対象にしたものがWeb検索なら、Graph SearchはFacebookユーザーの相関関係を現すソーシャルグラフ・マップをインデックス化したもの。
現在Facebookのアクティブユーザーは10億人以上。
「いいね」を含むユーザー同士の様々な結びつきは1兆を超え、2400億枚以上の写真が存在します。

例えば、Graph Searchで「my friends in New York who like Jay-Z (Jay-Zが好きなニューヨーク在住の友達)」や「photos of my friends before 1990 (1990年以前の友達の写真)」と検索すると、検索条件に当てはまる友達や写真が結果に表示されます。
自分と関わりのある情報を正確に引き出せるのがGraph Searchの特長であり、これらをWeb検索で検索キーワードを使って引き出すのはむずかしい。

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Graph Searchの第1段階の検索対象は「People (人、例:近くに住むスキー好き)」「Photos (写真、例:友達がニューヨークで撮影した写真)」「Places (場所・店など、例:サンフランシスコのレストラン)」「Interests (興味・趣味など、例:CEOが読んでいる本)」の4つ。
検索結果に表示される情報は、各ユーザーのプライバシー設定に基づいたものになります。
情報を共有していない人に、Graph Searchを通じて個人情報やコンテンツが伝わることはありません。
またFacebookが提携するMicrosoftの検索サービスBingが統合されており、Graph Search検索からBingのウェブ検索結果にアクセスすることも可能。


Graph Searchが有用に機能するようになれば、広告やEコマース、求人・求職、コンテンツサービスと広範に活用できる可能性があります。
また、ソーシャル検索プラットフォームとしての可能性にも話題が広がっていますが、Facebook CEOのMark Zuckerberg氏は――「Graph Searchのビジネスモデルに言及せず、現段階では検索の質を高めることに注力する」と述べています。

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